<資産運用の始め方>
2021年5月22日    おはようございます
何のために資産運用したいと考えていますか。子供の学費、自宅購入など目的を明確にして、いつまでにいくら必要なのか把握しましょう。
手元にまとまった資金がないなら、毎月一定額ずつを運用に充てる積立投資から始めるのが一案です。必要な金額と積立期間がわかれば、毎月いくらずつ積み立てたらいいか計算できます。
次に、現在の家計は積立を続けられる状況なのか確認しましょう。難しければ、運用の前に住居費や通信費といった固定費、食費やお小遣いなどに無駄がないかを見直します。
3カ月から半年をメドに、毎月必要な積立額を確保できるようにしてみましょう。運用資金以外に、病気や失業など万一の時に備えて生活費の半年分程度の預貯金が必要ですが現在の資金は足りていません。
積立投資には、税の優遇が受けられる個人型確定拠出年金「IDeCo、イデコ」や少額投資非課税制度「NISA」を利用するといいでょう。老後資金が必要ならイデコ教育費ならNISAが選択肢です。
運用して早く資金を増やしたい思いは分かりますが、リスクの取りすぎには注意が必要です。
運用資産の価格が一時的に半分になっても、普段の生活やライフイベントに支障がないことが、無理なく運用が続けられる目安になります。
以上のように、資産運用は目的をはっきりさせてできる範囲で毎月コツコツと進めていくものです。
最初から無理をせず頑張ってみましょう。