<渋沢健氏に聞く「儲けたお金」世の中へ>
2021年5月24日    おはようございます
渋沢健氏はコモンズ投信の創業者で現在は会長を務める高祖父「祖父の祖父」の渋沢栄一氏は「日本実業界の父」とも言われ、2024年から1万円札の顔になる。
渋沢さんにお金哲学を聞いた。
働いて稼ぐ喜び知る
小学校2年生の時に米国に移り住んだこともあり、幼いころは
高祖父のことを意識することはめったいにありませんでした。
14歳のときにホットドッグ店で人生初のアルバイトをし、最初に給料をもらつた時は働きの対価でお金を得られたことに何とも言えないうれしさがありました。
MBA取得後、金融の世界へ
86年ごろは日本人でMBAを持っている人間であれば、ウォール
街が手招きして迎えてくれる時代でした。
2001年、米国同時テロが勃発
あのとき、米国では営利セクターの人間が懸命に社会活動を行っていた様子を見て、「営利事業と社会事業をどのようにつなげられるのか」をずっと考えていました。
08年に念願かなってヘッジファンド運用で生じる成功報酬で社会起業家を支援するプログラムを開始しました。最初は「寄付のお金が、ファンドから来るのですが」とすごく驚かれました。
若いころと違い「もっと世の中のためにになるお金の使い方があるのでは」と考えるようになりました。
その方が自分が感じる幸せはもっと増える。
最終的に自分が行きついた答えは結局ひいひいおじいさん昔言っていたことと同じでした。
「自分の誕生日に近い大安」ということで決めた会社「シブサワ、アンド、カンパニー」の設立日は栄一の誕生日と偶然にも同じだそうです。
不思議なことがあるものだと思いました。
以上のように、毎週NHKテレビで「渋沢栄一の歴史番組があるように、渋沢家は日本の資本主義を根付かせた人
物としてよく描かれていると思います。是非。これからもテ
    レビを見て勉強しましょう。