<家を買う理由>
2021年6月10日    おはようございます
生涯賃貸を選択した場合、家賃は生きる限り発生する固定費なので「老後の家賃」しっかりためてからリタイヤする必要があります。例えば65歳で引退、90歳まで暮らすと仮定し、月6万円のシンプルな部屋に住むとします。
65歳で用意すべき家賃総額はなんと1800万円です。
更新料や家賃保証料などを含むと2000万円程度は考えておいた方がいいでしょう。
「老後の家賃2000万円問題」なのです。
つまり、持ち家の取得はそれくらいの財産価値があるわけです。どうやら「家を買う」理由のひとつは老後の「ついのすみか」確保にありそうです。
国策のように住宅ローン減税が行われているわけですが、「国民に持ち家を取得してリタイアしてもらうため」の政策だと考えれば納得がいきます。
以上のように、老後の生活の基盤は住むところと生活していくためのお金が必要となりますが、両方を老後になって準備するのは大変になりますので早いうちから準備をされることをお勧めします。