<70歳まで就労、年金を試算>
2021年6月9日    おはようございます。
公的年金の本質は「長生きリスクに備える保険」で、最大の利点は終身でもらえること。
60歳以降働き続けることによる増額のペースは経過的加算の上澄みがなくなると落ちるが、増えた金額が亡くなるまで続く安心感は大きい。
今後、年金の水準は財政健全化で少しずつ目減りしていく可能性が高い。
専門家は「だからこそ高齢期の就労や繰り下げの検討で、ベースとなる年金額を増やしておくことが大切」と指摘する。
注意点はねんきんネットも含めた様々な試算は通常、額面ベースであること。実際の出費は税や社会保険料を引いた手取りで賄う。
「金額や自治体にもよるが、額面の1~1、5割程度低い手取りベースで資金計画をつくるべきだ」と専門家は話している。
以上のように、退職後は年金を土台に生活をしていくので、どのように制度を上手に利用して老後を安心を進めていくかは、定年前によく考えてから進めてくださいね。