<ビル、倉庫、個人も「大家」に>
2021年9月22日     おはようございます
マンションなどを購入して賃貸し家賃収入を得る不動産投資。
安定した「利回り」を狙えるとされますが、実際するには数千万円といったまとまった資金が必要です。
不動産投資信託「REIT」を使えば、より少ない資金で同様の資産運用ができます。
Q」REITとは何ですか。
A」英語の「Real Estate Investmnt Trust」の略です。
投資家から集めたお金で不動産を取得し、収益を狙う金融商品です。オフィスビルなどの不動産を購入し、入居者から家賃を得ます。
収入から不動産管理するコストなどを引いた「利益」を投資家の持ち分応じて分配します。
多くの投資家から資金を集めるため、大きなビルを取得したり複数の不動産を取得したりできます。
投資家はREITを通じて不動産を所有する小口の「大家」といえます。
※ REITの種類 
種類         主な投資物件や特徴など
住宅      賃貸マンションに投資する。収益が景気に左右され
        にくいとされる
物流施設   運送会社やインターネット通販会社の倉庫など。
        新型コロナウィルスの影響で需要増も
オフィスビル    入居者が企業の為、景気の影響を受けやすい
商業施設    ショツピングモールや大規模スーパーなど。
        テナントが退去すれば収益が減る
ホテル      ホテルの経営状態が収益に影響し、宿泊客の減少
        が続くなとすると収益が悪化しやすい
ヘルスケア施設   有料老人ホームやサービス付高齢者向け住宅など
       介護施設、将来は需要が拡大するとの見方も
複合型、総合型  オフィスビルと商業施設といった2種類以上の物件
             に投資する
以上のように、低金利の時代に資産を増やそうとする場合、収益を上げるには投資してあげるしか方法はないように思いますが、不動産投資で金融機関から融資をしてもらって不動産投資をされる人もおられますが、リスクが高すぎますので、普通の個人は「REIT」といった金融商品を利用するのが無難なように思いますよ。