<悪質な申告漏れに厳しく>
2021年10月14日 おはようございます
「税の申告漏れを指摘され、追徴課税をされた」というニュースを目にすることがあります。
相続税など個人に身近な税でも申告漏れはあり得ます。
どのような場合に「追徴課税」となり、その金額はどのくらいなのでしょう。
Q」追徴課税とは何ですか
A」税務署がペナルティーを含む追加で課税、徴収することてす。
本来、申告、納付する必要があるのに税金を納めなかったり、納めた税額が本来の額よりも少なかったりした場に該当します。
法律には税を正しく納めなかった場合の制裁について規定があり、税務署はそれを基に課税、徴収します。高額になることもあります。
※ 加算税の種類と課税割合
① 過少申告加算税
イ 対象となる事例 ロ 課税割合 ハ 備考
期限内に申告したが、 10%
申告額が本来の納税 申告額と50万円 税務調査の
額よりも少なかった のいずれか多い方 通知がある前
まで15% に、修正申告
上記を超える部分 すれば加算
税はなし
② 無申告加算税
イ ロ ハ
税務署から指摘され 15% 税務調査の通知が
て期限後に申告、納付 50万円まで ある前に自主的にすれば 20% 申告、納付
50万円超の 課税割合は5%
の部分
③ 不納付加算税
イ ロ ハ
期限内に源泉徴収 10% 同上
や納付をしなかった
④ 重加算税
イ ロ ハ
仮装、隠ペいがあった 35% 過去5年以内に重
過少申告、不納 加算税を課された
付の場合 場合などは課税割
合いの加算も
40%
無申告の場合
「注意」 課税割合は本来の納付額から申告をした額を引いた
金額に対する割合
以上のように、正しく申告、納付しないと「追徴課税」というペナルティがついてきますので十分注意して納付期限までに申告、納付しましょう。
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