<企業型DC、受給増の恩恵も>
2022年2月28日  おはようございます
企業型DCは原則として企業が掛金を出し、自分の運用次第て将来の年金額が変わる。
老後資金作りをさらに後押しするのが今春に控える制度改革だ。
掛金を拠出できる可能期間が22年5月から5年延びて70歳未満に変わる。
より多くの掛金を出せるようになれば将来の年金は増える可能性がある。
※企業型DCの主な改正予定
2022年4月   受給開始年齢の上限が70歳から75歳に
    5月  加入年齢の上限が65歳未満から70歳未満に
         60歳以降の転職時などの加入期限が緩和
    10月  個人型DC「イデコ」との併用が規約変更なしで
        可能に
※企業型DCの特徴
        通常型     マッチング拠出     選択型
                      「給与減額型」
掛金    会社が拠出   本人が拠出  DC掛金にするか
                      給与で受け取る
                      か本人が選択
拠出上限額  5,5万円
  「月」 「DCだけの場合」会社掛金以下   
       2,75万円     で掛金総額が  通常型と同じ
      「ほかにDBなどが  DCの上限まで
        ある場合」
掛金の所得    ー-       あり       ー-
控除
運用中の              なし
課税
受給時の     退職所得控除か公的年金等控除で減免
課税
「注意」  ー-は制度上所得控除の対象外
以上のように、高齢化が進み、一般の年金だけでは老後生活が厳しくなるのに備え、若いうちから自分年金をして、生活の安定を準備していくのがこれからの年金生活になりそうですよ。