<資産運用、局面変化に備え>
2022年8月22日   おはようございます
米国にこんな投資格言がある。
「5月に売れ。9月に戻るのを忘れるな」。
年末に向けて株価が上がりやすいという経験則から生まれた言葉だが、今年は当てはまらいかもしれない。
これまでとは投資環境が全く異なるからだ。
世界が歴史的なインフレに揺れる秋を迎える。
新型コロナウィルス禍からの景気回復局面に変化の兆しが表れる中で、個人が年後半の資産運用を考える際には慎重な判断が求められる。

2020年春のコロナショックで世界の株価が気遊楽した後、日本では株価の回復に合わせて新たに投資信託などのリスク資産を買う人が急増した。
中でも人気を集めたのが、米国を中心とした外国株投信だ。
今年春以降は米連邦準備理事会「FRB」が利上げに転じ、米国株は調整局面に入ったが、今度は急激な円安の進行が外貨建て資産の魅力を高め、外国建ての資産の魅力を高め、外国株投信の人気を支えた。

以上のように、コロナウィルスやウクライナ問題など世界的に大きな環境変化によってインフレや円安など資産運用には難しい局面を迎えていますが、是非、長期投資や分散投資など基本に立ち返って資産運用をしてみましょう。