<水害や地震、リスク可視化>
2022年10月13日   おはようございます
今年も大雨による水害が相次ぎました。
自然災害に備える第一歩は自分の生活圏にどのようなリスクがあ
るかを把握することです。
自治体などが作成するハザードマップでは水害のほか、地震や火山などの「危険度」も分かります。
Q」ハザードマップとはどのようなものですか。
A」大規模な自然災害のときに、被害を受けると予想される場所や程度などを示した地図の総称です。
被害の可能性がある場所を国や都道府県などが指定し、その地域の市町村が作成するのが一般的です。地図の上に、水害や噴火などが起きた場合の被害予想や避難場所、役所、消防署、警察署の位置などを記載します。住民による備えを支援し、災害時の被害を軽減するのが目的です。
※   ハザードマップの主な種類
種類       表示する内容
洪水    降雨で河川が氾濫した場合の浸水想定区域
内水    大雨などで下水道の能力を超えて排水できない
      場合の浸水想定区域
高潮    台風など低気圧による海水面上昇での浸水想定
      区域
津波    津波が押し寄せたときに浸水が想定される区域
土砂災害  大雨や台風による崖崩れや土石流、地滑りの危険
      がある「土砂災害警戒区域」と「土砂災害特別
       警戒区域」
地震    地震時の揺れやすさや建物倒壊、火災延焼の危険性
火山   噴石や火砕流、火山灰、溶岩流などが及ぶと想定
     される範囲
以上のように、最近は自然災害が日本の中でどの地域に起こってもおかしくないほど多発していますがその場合の対処として最低限自分の住む地域のハザートマップをよく内容を把握して、災害時に利用しましょう。