<老後の不安、契約で備え>
5年7月10日  おはようございます

加齢に伴う足腰の衰えや認知症といった思わぬ病気で、身の回りのことを十分にこなせなくなる高齢者は多い。
預貯金の管理や介護サービスの手続きなどは本人がするのが原則。
ただし事前に契約しておけば信頼する親族や第三者に任せられる。
健康状態などによって複数の契約形態があり、それぞれの特徴を理解しておこう。

※財産管理等委任、任意後見と家族信託の主な内容

        財産管理等委任、   家族信託
        任意後見

主な権限   契約の範囲で財産管理  契約の範囲で財産
       や身の回りの生活支援  を柔軟に管理、運用

できること  預貯金の入出金管理   金融資産の売買
の例    介護施設や病院の手   賃貸などの不動産
       続き          の活用

以上のように、老後の不安などを少しでも少なくするために、早くから準備として「終活」を考え、より具体的な進め方をしておかれることをお勧めします