<新電力、値決めの要素多く>
5年7月14日    おはようございます
電気料金の引き上げが相次いでいます。
6月から大手電力7社が家庭向けを引き上げたほか、いわゆる新電力でも値上げの動きが目立ちます。
ただ、事業社によって値上げの程度には差があります。

Q」 なぜ電気料金が上がったのですか。

A」  最大の理由は燃料費が上昇したためです。
国内の発電量のうち、約7割は火力発電です。原油や天然ガスなどの燃料を調達する費用が大きく膨らむと、価格に転嫁せざる得ません。
6月からは大手電力会社の「規制料金」が上がりました。

※  電気料金の決め方は大きく2種類

    大手電力の「従量電灯プラン」
     「自由化前からの規制料金」

    発電の費用        
     燃料費、設備の費用  -  他社への電気販売で
                   得られる収入など
                 ↓
       料金決定に政府の認可が必要
       発電費用の影響が大きい

       新電力などの独自プラン
        「自由料金」

  電力を購入する費用   自社発電の費用
    市場で調達    +  燃料費    +送電関係
    発電会社から購入    施設の費用   の費用など

               ↓
    会社の判断により料金を決める
    料金に影響する要素が比較的多い

以上のように、ウクライナ紛争や円安などで電力の燃料をロシアから購入したり、戦争や円安で輸入料金が高どまっているので厳しい、電気料金になっています。