<確定拠出年金「出口戦略」№2>
7月8日     おはようございます
昨日の、具体的な条件を使ってケースAでご説明します。
ケースA 確定拠出年金を60歳時に一括で受取るケース
〇 退職一時金、1000万円と確定拠出金残高500万円を
 60歳時に一時金で受取る。  
〇 63歳から特別支給の老齢厚生年金100万円と65歳から公的年金170万円をうけとる。
〇  75までに受け取るお金、総額3570万円
※ 退職所得金額
収入金額   1000万円+500万円=1500万円
退職所得控除額 800万円+70万円×「25年-20年」
        =1150万円 
退職所得金額  「1500万-1150万円」×1/2=175万円
※ 税額計算「確定申告を行う場合」
  
〇所得税額、復興特別所得税額 
  「175万円-38万円」×5.105%≒69900円
〇住民税
所得割り額
「175万円-33万円×10%-2500円=139500円
均等割り額
 3500円+1500円=5000円
住民税額
 139500円+5000円=144500円
〇納税額
    イ」+ロ」=214400円
   負担する税額は「60歳と65歳~75歳」
214400円+「25600円×11年」=496000円 
以上のように素人の方がみれば何とややこしい計算をと思われるかもしれませんがこういったシュミレーションをされる事によって税額が少なく済む事がありますので、専門家にご相談され節税をされることを期待します。
 何かご質問があれば「コメント」でお願いします。