<50代の確定拠出年金>

2022年4月5日      おはようございます

DCは加入者がどのような金融商品で運用するか指図し、運用成績をもとに将来受け取れる年金額が決まる制度です。
導入企業の従業員が加入する「企業型DC」と自営業者や公務員、専業主婦「夫」や一部を除く会社員など幅広い層が加入できる「個人型DC」「iDeCo=イデコ」があります。

主な変更点は受給開始年齢と加入できる年齢の引き上げなどです。
現在は企業型DCもイデコも60歳から70歳の間で受給開始時期を選べますが、2022年4月からは上限が75歳に引き上げられます。

5月からの掛金を拠出できる加入可能年齢も引き上げられます。
イデコは現在、60歳未満ですが、改正後は65歳未満までとなります。
厚生年金に加入する会社員に加え、保険料を納める期間が足りず年金額が少ないのを補う目的で国民年金に任意に加入したひとなどが加入できます。

50代からDCを始める際に注意したいのが、最初からリスクを取り過ぎないことです。
掛金の限度額まで高リスクの商品で運用すると相場が大きく下げたときに耐えられず、運用継続がつらくなるかもしれません。
許容できる範囲であまりリスクを取らずに安定的な運用から始め、価格変動に慣れてから無理のないところで投資対象を見直すとよいでしょう。

以上のように、公的年金だけでは「生涯100年時代」生活は厳しいので、自分年金として確定拠出年金に加入することも一つの案かとおもいますので考えてみてはどうでしょう。