<医療費控除は扱われず>
2121年11月28日     おはようございます
年末調整では医療費控除は扱われません。
医療費控除を受けるには、確定申告が必要です。
病気やけがの治療費が年間10万円超などの場合、一定部分を所得から控除できます。
医療費には病院で支払う治療費だけでなく、通院のための交通費や市販薬の購入費も含まれます。
生計が同一の家族分も合算でき、所得税の適用税率が一番高い人がまとめて申告すれば、ほとんどの場合で還付額が多くなります。
医療費が10万円以下の場合は「セルフメディケーション税制」を使えます。
医療用の医薬品を転用した市販薬「スイッチOTC」の購入費が年間1万2千円を超えると超過分を所得控除できます。
ただ、勤務先の健康診断や予防接種を受けるなど条件があります。
この特例制度と医療費控除は併用できず、どちらか選らんで申告します。
以上のように、年末になると「年末調整」がありますが、多くの皆さんは「医療費控除」や「セルフメディケーション税制」もできると思われていますが、この制度は来年の確定申告ですることなので忘れないように注意しましょう。