<退職後の健保、選択肢に変化>
2022年10月11日  おはようございます
会社員が定年を迎えて退職した時に気を付けなければならないのが、公的な医療保険「健康保険」への加入だ複数の制度の中から自分で選ばなければならない場合があり、選択次第で保険料など家計への影響が変わる。
今年の制度変更にも注意したい。
※  退職後の健康保険の選択肢
再就職する場合  勤め先の健康保険に加入する「※」
再就職しない場合 退職前の健保を任意継続する
       地域の国民健康保険に加入する
       家族の健康保険の被扶養者になる
「※」条件を満たす必要がある
※ 健康保険の任意継続と国民健康保険の主な内容
         健康保険の任意継続  国民健康保険
 加入条件など  退職前の被保険者期間  他の健保に加入
         が2カ月以上      していない
         継続できるのが最長2年
手続き先    退職前に加入していた  住んでいる市区町
        健保組合や協会健保   村
手続きの期限  退職翌日から20日   退職翌日から14
         以内          日以内
保険料     健保で異なる      市区町村で異なる
以上のように、国民皆保険制度の日本では上記のいずれかに加入が決められており、特に退職時に次の健保をどこの制度に加入するかは保険料や給付に異なりがあるのでよく検討して加入されることをお勧めします。