<相続での「分割協議」での問題点> 

1月28日      こんにちは。
 
分割協議では、現預金など現物ではっきりしている物は、分割しやすいのですが、下記3点は金額を確定させるのが大変難しいと思います。
 
① 特別受益 ※三男が母が生きている時に3分の1の所有権を相続時精算課税制度で次男名義へ「これは、私が提案、実施したもの」
※長男、次男の住んでいた建物を賃貸で利益を得ていた。
「その土地は母名義で固定資産税は母が支払っていた。
 
② 寄与分  ※三男が約5年ぐらい介護を親身になってしてい
        た分についての評価
 
③ 古い建物「長男、次男所有の」の解体費用は相続人全員でと言いますが、私と三男は、そこで利益を得ていたので長男、次男がそれぞれの解体費を持つべきだ。
 
以上 大きく分けて3点を調停の問題点として家裁へ提出も
時間とともに、長男が亡くなり、奥さんと子供2人が相続人
として加わり、益々難しくなっていきました。
 
後の相続人も年齢がいってますで早く解決するには「妥協」
をそれぞれがして、やっと解決に至りました。
 
次回は上記の「古い家の建っていた土地の問題点」をアップする予定です。
 
皆様方の参考になればと思います。