<退職金、イチから学ぶ>
2021年12月10日     おはようございます
定年が近づき、退職後の生活を考える時、誰もが意識するのが退職金だろう。
ただ、自分の退職金について、どれだけの人が正確な知識を持っているのだろうか。
そもそも自分は退職金を貰えるのか。
金額はどのように決まり、どのような形で支給されるのか。
売れ取り方の選択は手取額にも影響する。
老後の資金計画に直結する「退職金のイロハ」を確認しておこう。  
※一時金と年金形式の比較
        退職金           年金
所得税の扱い  退職所得          雑所得
        特別な控除で節税効果   継続的に課税される
                    場合も
        勤続年数が長いほど控  控除額は年齢や他の
        除枠が大きい      公的年金額で決まる    
社会保険料    かからない       国民健康保険料
                     介護保険料の対象
メリット      手取り額が多くなり    老後資金が安定し
        やすい          やすい
注意点     計画的に使わないと    寿命次第で
        老後資金が枯渇      「もらい損ね」も
以上のように、どこの会社も退職金がでるとは決まっていないのでよく把握してから就職を選択しましょう。
また、あるところは、総務部に行って退職金規定を見せてもらうと計算方法が分かり、将来の老後資金計画が作りやすいですよ。